• しょうゆラーメン(700円)

  • 大輝のWebサイトから取り寄せ。しょうゆ、みそ、そして店舗のメニューには無い塩が選べる。

    京都の醤油ラーメン(中華そば)の有名店のひとつが第一旭たかばし本店。ここから独立した店がラーメン大栄本店。大輝の店主はここの出身。こういった第一旭の流れをくむ店、そして第一旭風の中華そばを提供する店を、「旭」の別読みから俗にアキラ系と称する。

    本日は王道のしょうゆラーメンを実食。コールは「かためヤサイ多め」

    豚骨とチャーシュー用の豚肉から取られたスープは、良く豚が香るが臭みは無い。アキラ系の中ではカエシが弱めな方で、ゴクゴク飲める程度の塩分。別添えのカエシを足しても良かったか。

    アキラ系の麺と言えば近藤製麺。第一旭も大栄も、大輝の甥が開業したラーメンゆうも近藤製だが、ここ大輝の麺の出所は不明。店内の麺箱には「大輝」と店名が入っているらしい。しかし自家製麺とも聞かない。

    とは言えアキラ系特有の低加水中細ストレート麺。かためをコールする客も多いようだが、理由が判明。指定茹で時間が2分としてあった。低加水の細麺からすると長い。一般的に考えると1分〜1分半がいいところではなかろうか。

    今回は無難に1分半とした。当初はザクザク食感だが、準強力粉に卵白などの添加を施して無いようで、とにかく伸びが早い。早食いが吉。

    店舗では、適度に脂身の混じった極薄切りのチャーシューが丼の一面にかなりの枚数のる。取り寄せにはかたまりのままが入れられており、店のスライサーと違って手切りのため、極薄にはできないのが残念。見た目と違ってかなり濃い味。酒のつまみやご飯のおかずになるレベル。店では単体販売もある。

    ゆでもやしと九条ねぎがのるのがデフォ。ねぎはたっぷり添付してあった。もやしは自己調達。今回は共にかなりの大盛りにした。麺と一緒に食したり、味濃いめのチャーシューで巻いたりして楽しめる。

    アキラ系のビシッ!と醤油が効いたラーメンを期待する人には少々押しが弱いかもしれないが、逆に食後のダメージは非常に少ない穏やかな中華そばだった。みそと塩はまた後日。ご馳走さま。