• ごま麺(770円)

  • 「何者も他の者になる事は出来ない。」

    私の自訓である。

    「ニンニクを超えるニンニク以上のニンニクの効能を含む他の食材」

    自訓通りの常識で言うと限りなく難しい試練である。

    しかし人類の進化の中で偉業を成し遂げたごく僅かな賢者達はこの常識を打ち破る事でその賢者の死後の先々までの道標を築いたのである。

    都立大学「ごま麺 鉢と棒」へ。

    ご存知ここは「あの小宮」跡地に出来たラーメン店。同じ会社なのかな?

    ニンニクと豚骨スープとアルコールで形成されている私の血液の一要素でもあるニンニクは時として消化酵素の如く自身に牙を剥く。

    そう、口臭である。💋🧄

    特にサロンワークやヘアメイクなど、顔の近いお仕事の場合、相手に壊滅的なダメージを与えてしまう。

    折角綺麗に仕上げてもニンニク臭でモデルの表情は台無しに。👃❌

    なのでサロンワークの合間にぶっ込めるラーメンとして白羽の矢が立ったのがこのごま麺である。

    しかしノーガリッ🧄で己の体力と味覚の不満足感でダダ下がりするポテンシャルを「胡麻」はどう私を救済するのか?

    昼過ぎに入店。先客は一人。初暖簾なのでスタンダードのごま麺、中辛中シビでオーダー。ライスサービスは嬉しい。

    待つ事しばし。

    着丼。味はどおか?

    まず素のスープから。うん、期待通りのセサミテイスト。上手いしコクもあるがまあコクがある、くらいの感想。

    そして辛痺れを混ぜ込むと…ガツンとくる。なるほど。仮に家系スープとニンニクで100とするなら
    胡麻スープと山椒と辛味噌を足して85。もうひと推し。具材を混ぜ込んで一飲み。おー、100。しかしこれではフェアじゃない。

    研究はこれからだな。


    そんなこんなで完食。胡麻スープのいいのは追いライスでスープまでキッチリ平らげる事が出来る事。

    ごっちゃんでした。


    こうなれば解明するしかあるまい。私の「ガーリック<セサミ味覚超越論(ラーメンに限る)」を。