毎日毎日、寒いなぁホントに。
こういう時は、美味しくて温かい汁麺でも手繰って身も心も温まりたいもの。
と、言うわけでやって来たのは、前前から気になっていた六本木のラーメン屋さん「ラーメン四季」さんです!
場所は、六本木駅からは少々歩きますがバス停「六本木五丁目」から降りてすぐ、ちょっと路地に入ったところにある穴場的なお店です。
この「ラーメン四季」さんは、水道橋のラーメンの銘店「八咫烏」さんがプロデュースされた六本木の新店で、和出汁に鴨の豊かな風味を合わせた、しかして旨味をしっかりと活かして作られた超絶クリアな「鴨そば」がウリなようですね。
店内はカウンターが5席に、テーブル席もあるので家族連れでも通いやすいお店ですし、清潔感もあって居心地のよいお店です。
メニューは主に「鴨そば」の「塩」か「醤油」。そして、ご飯もので白ごはんかチャーシュー丼。お得なセットもありますよ。
◆鴨そば 塩チャーシュー麺(1500円)
ヨロシク!
若くて手際の良いイケメンマスター、ササッとスープを作るが早いかチャッチャと湯切りをし、華麗に具材を並べて手際の良い着丼です。
個人的には、この底まで見えそうなクリアなスープにググッと来ますねぇ。
まずはスープをズズッと行きます。・・・んんーん。
もう一口、ズズズッと。んんんんーーーん。
とっても優しく、しかして和のお出汁をしっかり効かせた滋味深いスープ。いや、「お出汁」と呼ぶべきか。
くどくないので中年にもスルスルと飲めてしまう、しかし味わいも深くて体の芯から美味しいスープです。
続いて、麺をすすりますが、この美しい盛り付けを崩してしまうのがもったいなくてちょっと躊躇。
まぁ、伸びる前にズズッとすすれば、スープをよくまとったストレートな細麺で、噛みごたえも絶妙なシッコシコ加減ですよ。
量もしっかりあって食べ応えも充分だし、なにしろスープと麺の相性が実に良いのでいくらでも食べられてしまうのです。
良いアクセントになっているのは薬味の三つ葉とオレンジで、これのおかげで爽やかさも倍増です。
さぁ、ここで具材ですよね。
チャーシューが2種類乗っていますが、鴨ロースを低温調理したものだそうで、ペッタリした口当たりが良くて実に優しいです。
食感は優しいのに、噛めば噛むほど野生味あふれる旨味がジャンジャンあふれてきて、これは美味しいなぁ!
もう一種類は豚バラの煮豚で、コンガリと炙ってあるので実に香ばしいのです。
食感もトロトロすぎず、カタすぎずに適度な軟らかさで、味の染み込みも良くて萌えるわ(ノ∀`)
◆チャーシュー丼(500円)
チャーシュー丼は、お茶碗に山盛りの白米にコロコロチャーシューがドッサリ乗っています。
これは・・・見ただけでテンションがダダ上がる、まさに男めーし。
チャーシューはシッカリと焦げ目がつけてあり、香ばしいだけではなく食感もカリッとジュワッと。
ちょっと濃ゆい目のタレは、ご飯に程よく染み込んでいます。
よく、「つゆだく」といってご飯をシャバシャバにしてしまうお店を見かけますが、こちらはご飯の白さが程よく残っていて素晴らしいですねぇ。白米の美味しさを壊していないのが嬉しいです。
◆◇◆後記◆◇◆
そして、何が良いって! ここ「らーめん 四季」さんはキャッシュレス決済を推奨されているということ。
おお一万円しかない!両替おねがいしまーす! という手間や、たまに見かける「お金を触った手で調理をする」なんてこともなく、スマートにお支払いが出来るのは嬉しい限りです。
もちろん、現金にも対応されていますよ。
六本木という観光地でありながら、隠れ家的なお店なのに次から次へとお客さんがやってくる人気店です。
ビールは缶ビールですが、いろいろな銘柄をズラリと並べて選ばせてくれるという気の利きようで、実にホスピタリティも高いお店です。
六本木五丁目の「らーめん 四季」さん、オススメのお店です。
お試しを!