• 塩らぁ麺(1050円)

  • 江古田の塩と担々麺の超有名店。香り立つ透明度の高い黄金色の淡麗青湯スープ。中華料理店のラーメンのような上品な味。

    Google 4.3 食べログ3.81
    - ミシュラン2015-2019
    - TRYラーメン大賞塩部門2014-2022
    - 食べログ百名店2019-2022

    自宅から程近い超絶有名店。2012年創業で店名は甘く煮た小豆ではなくGolden time。近所で並ぶことを嫌って行かなかったがこの度初めて訪問。汁なし担々麺も有名なので悩ましいが初回は塩で。価格は塩らぁ麺が4年前に780円→現在1050円まで大幅上昇。

    土曜正午に10番目で列に接続。10人待ちで30分後の入店が目安との貼り紙があり、実際には40分で着席。ワンオペの割には広めの厨房と客席。カウンターは7席。無駄な動きがない賢い動線で淡々と準備し意外と早く5分程度で着丼。

    お若く見える店主は四川料理店等で修行した中華の技法を駆使。スープは鶏ムネとモモの挽き肉から低温で4時間煮出した青湯。透明度が高く着丼と同時に香りが立ち、ヒマラヤ岩塩がベースの塩ダレは塩味を抑えた慈悲深い味。奥の方で少しだけ香りと味に八角のような個性的なアクセントを感じる。
    美しい麺線が特長の中細ストレート麺は三河屋製麺の特注品。コシ強めで喉越し良好。
    トッピングは、プリプリの海老団子、自家製の窯でスモークした鶏モモのチャーシュー、また穂先メンマや青ネギも全てがいい仕事をしている。

    総論は、上品で丁寧な味はまるで中華料理店のラーメン。ラーメン店での修行経験がない店主がたどり着いたオンリーワンの一杯。名物の担々麺も試したかったですが、連食は後ろに人がいなければ良いそう。でもこちらのような人気店では実質不可能のような…ごちそうさまでした。