• 豚だくカプチーノそば

  • 原材料の高騰にコロナ禍が加わり、飲食業はどこもかしこも厳しい状況にある。そんな中、まさかの全面値下げに踏み切った円町は『八の坊』の看板メニューを食す。
    カプチーノの名を冠する通り、泡々の豚骨醤油スープが平打ち太麺に優しく、しっかり絡む。ノリとほうれん草、チャーシューの具合も含め、家系の血を引くラーメンであること確認する。高菜のアクセントが個人的に好印象。一緒に頼んだミニチャーシュー丼も一面ホロホロのほぐし豚に煮卵半分が付いたバター醤油系で、コスパ良し。
    円町はカレー激戦区であり、ラーメンに関しては『山崎麺二郎』と『ムギュ』が鎬を削り合う所に『キラメキノトリ』が支店で乱入し、混沌は増す一方。そこに全品値下げの大技を繰り出して『八の坊』が存在をアピールしてきた。円町はなかなかアツいと言える。