神保町駅の裏路地にある焼き鳥店。北千住の「バードランド」の出身とのこと。メニューは、11000円のコースのみ。いきなり、トリュフが1つ出されて吃驚!齧ると、中にはレバーペーストが詰められていた。そんな感じで、秋田比内地鶏を使った手の込んだ焼き物な料理が出される。腿肉・砂肝・ササミの昆布締め・ソリ・銀杏・皮のポン酢和え・鶉の卵・蓮根餅・脛肉・野菜の抱き合わせ・腿肉・レバー・セセリ・つくねと続く。焼きの技術は最高で、味の変化にも富んでいた。そして、最後の締めがラーメン(カレーかどちらかを選択)。
締めなので、量少し。
澄んだ鶏のスープに細麺が泳ぎ、大振りな鶏のロールチャーシューが存在を主張している。
スープを啜る。秋田比内地鶏と水と塩だけ。シミジミと鶏の旨味が堪能できる。
麺は,加水率やや低めの中細ストレート麺。啜り心地がよく、強い鶏の旨味にも負けない小麦感を感じる。
具は,丼を覆う鶏ロールチャーシューが1枚。比内地鶏の旨味が口いっぱいに拡がる。薬味は,九条葱。
余分な手を加えない鶏だけのラーメンは,焼き鳥店らしい。締めには、最高な一杯だった。