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Kodohisa
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朱華楼 東深津店
広島県
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中華そば(550円)
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-- 長文注意 --
朱華園尾道本店を出て一路松永店へ。本店には持ち帰りを断られたので、こちらに電話注文してある。
到着するとこちらも店待ち30人ほど。ここの行列は初めて見た。お土産そばの受け取りだけなら並ばなくてもよいのだが、せっかくだから頑張って連食することを決めて最後尾に。
10分ほど経っただろうか、朱さん(朱華園)での正装である白エプロンに白三角巾姿のおばちゃん店員さんが表に出てきて何か言っている。よく聞くと玉切れで営業終了とのこと。まさかの正午過ぎの出来事。公式な営業開始時刻11時からわずか1時間少々。おそらく早めに開店したのだろうが、前代未聞、空前絶後の早じまいとなった。
連食かなわず、予約していた持ち帰りを受け取り、依頼を受けていたラヲタの知人へ配達出発。30分後にスープ熱々のまま配達完了。
本店支店の連食覚悟で本店のスープ完飲を控えていたので、何だか肩透かしを食らった感じ。よって朱系での連食敢行を決定!
朱華楼東深津店は、朱華園福山店の店長の息子さんが昭和56年に開業したお店。店長だった父は後に朱華楼手城店を開業する。
店に入ってすぐオーダー&会計。一言「そばひとつ」で完了。朱さんより50円安い。
あっと言う間に着丼。なんしか塩っぱいスープ。濃い醤油味と言われる朱系の店の中でも群を抜く塩分濃度。醤油のみならず、カエシの塩と魔法の粉もバキッ!と効いている。意外とマイルドな朱さんとは違い、いわゆるパンチがある。ほんとうに僅かだが、ほのかに豚の臭み(香り)がある。ここも朱さんと違うところ。ラードと共に浮かぶ背脂は量少なめ、小さめだが、揚げてあり独特の食感で味付けもしっかり。
朱さんより細めの平打ち麺は自家製。やや柔らかめの茹で加減。ムッチリ食感で、ややかん水が香る。量は朱さんよりわずか少なめか。
小ぶり短めのメンマは味付け濃いめで、水処理が短めなのかやや匂う。チャーシューは朱さんより厚めで、やはり味付けは濃いめ。朱さんのねぎはザクザク食感の九条ねぎ系の観音ねぎだが、こちらは普通の細め柔らかめの万能ねぎ。
ザザザッと麺をすすって完食。スープはかなり残しました。バキバキに尖った醤油ラーメンです。ご馳走さま。