• 特製しなそば(1200円)

  • 五反田って結構いろいろあるんだけど、遅い時間が多いせいかいつも魁力屋に行ってしまう。きょうは早い時間にこの辺に来れたので、何かしら探してみようと。このあと運転があるのでビールをガマンできる店はないかなと、こちらに決めました。
    手打ち正麺 Hachimitsu
    この辺の行きたい店にも入れてなかったけど、用事のある方向だったのもあります。
    手打ちというのが売りという感じですね。階段を降りて地下にあるお店です。かなり余裕のある間隔のカウンターが7席、4人がけのテーブルがひとつ。券売機で選んですぐに食券を渡して着席でした。先客は2名。厨房は広く名前の通り製麺のスペースもあります。その場で切って麺を茹でるスタイル。
    一番手にあるメニューはしなそば(900円)特製が(1200円)ということで特製を注文。ちなみに今回は注文しませんが、赤星(650円)ハートランド(550円)とビールのラインナップはなかなか見どころがあります。
    さて着丼。塩かと思う白いスープ。塩が別メニューであったのでこちらがノーマルの味なのかな。特製はチャーシュー2種類×2、ワンタン×2、煮玉子ひとつ。スープはというと最初はお吸い物?ってなったけど、あとからじわじわと出汁感が広がって、じっくりと旨味が口の中を満たしていく。麺は平打ちのちぢれた太麺。その場で切りたてだけあってもちもちの食感、麺肌はつるつるでちぢれ麺がうまいことスープの味も口に運んでくれる。チャーシューの2種類はひとつが薄切りの半生タイプ味つけは少なめだけど薄いながらも肉感がしっかり伝わってくる。もうひとつは厚切りのバラ肉、こちらはよく煮てありやわらかい。味つけはしっかりしてて生姜がしみしみで美味い。ワンタンがアサリ?貝の餡なのはわかる。けっこうたっぷりの具と皮、かなり主張が強い。正直スープ自体の印象が変わるほどだと感じた。混ぜる味変ではなく、違うものを食べて感じさせる味変とでもいうのだろうか。スープの印象すら変わってしまった。また三葉がいいアクセントになって清涼感となる。最初に感じた印象より味が強く全体的にバランスもいい。出汁の強さだけど思いきや脂の味がいいのか塩っけのパンチも効いていておいしかった。