今日のお昼は鎌ヶ谷に今春開店したワルンKOO(コオ)さんへ初訪問。
というか2度振られて3度目の正直。
12:15頃到着するもシャッターは下りたまま。
またフラれたか...とコンビニの駐車場でUターンしようとしたその瞬間、中から店主が現れ暖簾がかかりました。
呼吸を整えてコインパーキングに車を止めて店内へ。
テーブル3卓6席程。
冷風機の側へご案内。
メニューは濃厚魚介とカレーラーメンの2種。
オススメされるままに濃厚魚介スープの特選1000円をお願いしました。
店主の榊原さんは旭川から関東に進出した旭川ラーメンの「旭龍高円寺店」で修行されたのち、1994年国府台で、そして2008年に津田沼の現南木商店さんの場所に開店した旭川ラーメン好KOOを営んでいらっしゃった大ベテラン。
店名とインドネシア(バリ島)との関係や旭川ラーメンの老舗製麺所、加藤ラーメンさんの廃業により麺が使えなくなった事でオリジナルの味にシフトしたなど、様々なお話を伺いながら15分ほどで着丼。
節の香りが鼻腔をくすぐった後、滋味深い豚骨と魚介の旨味がさざなみのように優しく。
ムール貝、アサリ、帆立と目にも舌にも楽しい具材や蕩けるチャーシューには粗挽きブラックペッパーがピリッと効いて。
そして多加水の中太縮れ麺はしっかりと茹で切られてふっくらと。
最後に全体をまとめる油分の決め手はバターだそう。
イマドキのトレンドとは全く無縁。
パンチのあるラーメン好きの方には全くオススメしないけれど、これは店主さんのご経歴の集大成。
カレーラーメンのこだわり抜いたレシピも聞いたら再訪必至。
臨休や定刻から1時間以上遅延しての開店等、あり得ない条件を乗り越えてでも、食べたい人には価値のある一杯。
どうか店主さんのペースで少しでも長く営業されますように。
めっちゃ美味しかったです❗️
ごちそうさまでした‼️
※9月末までは毎週金曜日、土曜日の11:00〜15:00、18:00〜22:00営業の予定。