• 肉そば(粉おとし)、丸源餃子セット(丸源餃子(3個)、ごはん(小))(978円)

  • 豚骨鶏ガラベースの醤油味のスープ。豚かぶり肉と玉ねぎを加えて煮る。甘味がかなり強くて、表面には目の細かい背脂が浮く。麺は黄色い細麺。餃子とごはんの提供が遅れたため、粉おとしだが適当な硬さに。
    豚かぶり肉は薄切りで、量もたっぷり。非常に柔らかくて、旨味もしっかりある。かぶり肉とは、肩ロースとサーロインに挟まれた背肉の一部。しゃぶしゃぶに適している。
    スライス玉ねぎは、さっと火を通した程度かな。具は他に青ねぎ、海苔。アクセントに柚子おろしが乗る。

    丸源ラーメンの看板商品。肉の旨味と甘めの味付けが特徴のスープ。背脂のぶん、ややこってり。柚子おろしを適時溶くことで、さっぱり感が増す。
    麺は若干伸びたが、美味しさが損なわれるほどではない。それを見越しての粉おとし。
    かぶり肉は以前ほど旨味は抜けていない。大きいものから細切れのものまで、量はたっぷりで持て余すほど。
    2種類のねぎの異なる食感がアクセント。
    替え玉を頼むか考えていたので、豚かぶり肉と海苔は残して麺を食べ終える。

    丸源餃子はにんにくありとにんにく無しから選べる。当然、前者で。
    皮は薄め。焼き目がしっかりついて、パリッとした理想的な焼き上がり。
    餡はキャベツ、ひき肉、にんにくなど。そこそこ大きくて、食べ応えがある。
    卓上のどろだれラー油をたっぷり乗せて、酢を浸けて食べる。ごはんが進む味。

    ごはんは小さめの茶碗に適量盛られる。気持ち多めか。炊き加減は柔らかめ。
    半分弱は餃子で、残りの半分強は卓上の野沢菜醤で食べる。
    野沢菜醤は野沢菜の辛い漬け物。キムチにも似た辛味と味付けで、非常に美味い。
    よく冷えた緑茶で喉を潤し、野沢菜醤をつまみながらラーメンを待つ。これが最高。

    結局、お腹いっぱいになったので、替え玉を頼むのは自重した。
    残った具を食べ、スープを飲み干して完食。たまには原点に立ち返るのも悪くない。

    肉そば単品は715円、丸源餃子(6個)単品は319円、ごはん(小)単品は110円。
    福袋のクーポンで500円引き。

    オーブンの故障は依然直る気配なし。鉄板チャーハンの提供は、当然中止のまま。
    本部に金が無いのか、それともメーカーに部品が無いのか。企業の姿勢が問われる。
    ※これは、あくまで食べた当時の情報です。現在は直ってます。