• 担々麺(850円)

  • 担々用激シビ辛(50円)
    ライス(100円)

    弘前大勝軒夏の限定メニューは担々麺。

    ドロリと濃厚なスープ。酸味こそないものの、旨味、塩味、甘味、辛味、痺れの要素が調和、というよりも、殴り合いの喧嘩をしているが如く丼の中で各々の個性を主張しまくっている。特に後半は痺れの優位性が増してくるため、辛シビ系に耐性の少ない私の胃袋はKO寸前。額からは油汗が滝のように流れ出る始末であった。

    麺はいつもの大勝軒オリジナル麺。並盛にすると半味玉がついてくる。この濃厚な担々スープの前では麺や具材の個性も霞んでしまう。そういう意味では「もり担々麺」の方が麺とつけ汁のバランスをセルフで調整できるため良いのかもしれない。

    ライスには無料でそぼろをトッピングできる。米の盛りだけでも100円とは思えないのに、このそぼろがまた超絶ご飯が進む飯の友で、そぼろライスだけでも主役を張れるくらいのラーメン殺しなサイドメニューなのである。

    ただ、激シビ辛担々麺が強すぎるため、さらに新しい個性を追加する必要はなかったと後悔。

    食べ終わった後の疲労感が半端なかった。
    ★3.5。