本日が最終営業日。朝ラー終了後の再開店の11時に到着すると前客が二人。その後もテイクアウト頼んでおいたお客さんやら一人のお客さんやら複数のお客さんが続々と来店。どの方も常連さんと見えて、店主さんとの会話が弾む。なにを頼むかそれなりに考えたが、やっぱりここは原点しかないと思い支那そば醤油を注文。手際良く作られたラーメンはアツアツでどこか懐かしい味。鶏出汁メインのスープは魚介系のだしや醤油ダレと相まってマイルド。あっさりしていていつまでも飲めるタイプ。麺は細緩縮れ麺で、麵帯の長さもちょうど良く啜りやすい。一時のフニャッとした頼りない噛みごたえではなく、パツンと切れるタイプでもなく、この細さに丁度良いムチっと加減。トッピングは豚バラのロールチャーシュー、メンマ、長ネギの小口切り、荒目に切った水菜。以前の記録を確認したら、当初はチャーシューの周囲は真っ赤で横浜中華街で見るようなチャーシュー、水菜でなく三つ葉を使用していた。麺は中太縮れ麺で、店主さん自身の作りたいものと少し違う麺を使用していることを聞いたような記憶。地元のお客さんの要望に応えつつ、ご自身理想に近づけつつ、仕入れ値やらなんやらとの綱引きの中でこのように変化したんだろうなぁ。ごちそうさまでした。