• 塩麺(850円)

  • 札幌市街中心部、電車通沿いにあるビルの地下飲食店街。
    今日のお店は「らーめん逍遥亭」さん。
    昼はらーめん、夜は居酒屋スタイルのお店です。
    暖簾をくぐり入店。。。 
カウンターのみ、女将さんのみののワンオペで・・
    おやッ?ご亭主は?
    姿がありません。。。
    コチラのお店は、釧路にあった「塩屋ゆうじろう」さんが、札幌で開いたお店で、以前は札幌駅前の「札幌ら~めん共和国」にも出店していたそうです。
 お店の看板「塩麺」850円を口頭注文。 
鳥と鰹と野菜の出汁に鮭の魚醤を加え、ボリビア産天然岩塩を使ってるそうです。
開店直後とあってまだ酔客はいません。

    やがて、そこに「塩麺」登場!!

    澄んだスープの上には、大きめチャーシュー、カイワレ、細切りメンマ、ネギ、白胡麻、それ真っ赤な「クコの実」がチョコんとのっています。 

先ずはスープを一口!!
    アレッ?以前よりマイルド。。。
    アッサリとした透明なスープは優しい塩味。 
鳥と鰹、野菜ベースのスープは和風の味わいです。 
鮭の魚醤も使っているそうで、何処となく味に深みがありそう。
塩分も然程気にならず、ジンワリと胃に滲みる旨さ。 。。

    麺は 「さがみ屋」さんの中細縮れ麺で、色は白っぽく、素麺を連想させます。
    釧路の細麺と札幌の縮れ麺をコラボした麺だとか・・
    加水率高めの麺は、スルスルと喉越しは良いのですが・・

    チャーシューは大きくてホロホロ。 
崩れるくらい、柔らかです。 

    「クコの実」はラーメン屋さんでは、あまり見かけない具材ですね。
    以前、クコが入っている理由をご亭主に尋ねた事がありました。
    「クコは漢方薬では血圧を下げる役目があるんです。塩ラーメンですからね。。。」とご亭主、悪戯っぽく和かに・・
    「それからクコの実は丹頂の頭をイメージして乗せてるんです」
    釧路愛の強いご亭主ですね。
    
 ふと見ると女将さんがモヤシのヒゲを丁寧に取っておられますよ。

    スープの最後の一滴まで頂きました。
    丼の底には「塩屋ゆうじろう」の文字が。。。
 途中入って来られた常連のお客様が「アレ?お父さんは?」
    「入院したのよ!」と女将さん。

    お会計の時ご亭主に「お父さん、大丈夫?」と尋ねると「たまには休みを取らないとね」と明るく女将さんが応えられましたよ。

    ご馳走様😋でした。