札幌市街中心部、電車通沿いにあるビルの地下飲食店街。
今日のお店は「らーめん逍遥亭」さん。
昼はらーめん、夜は居酒屋スタイルのお店です。
暖簾をくぐり入店。。。
カウンターのみ、女将さんのみののワンオペで・・
おやッ?ご亭主は?
姿がありません。。。
コチラのお店は、釧路にあった「塩屋ゆうじろう」さんが、札幌で開いたお店で、以前は札幌駅前の「札幌ら~めん共和国」にも出店していたそうです。
お店の看板「塩麺」850円を口頭注文。
鳥と鰹と野菜の出汁に鮭の魚醤を加え、ボリビア産天然岩塩を使ってるそうです。
開店直後とあってまだ酔客はいません。
やがて、そこに「塩麺」登場!!
澄んだスープの上には、大きめチャーシュー、カイワレ、細切りメンマ、ネギ、白胡麻、それ真っ赤な「クコの実」がチョコんとのっています。
先ずはスープを一口!!
アレッ?以前よりマイルド。。。
アッサリとした透明なスープは優しい塩味。
鳥と鰹、野菜ベースのスープは和風の味わいです。
鮭の魚醤も使っているそうで、何処となく味に深みがありそう。
塩分も然程気にならず、ジンワリと胃に滲みる旨さ。 。。
麺は 「さがみ屋」さんの中細縮れ麺で、色は白っぽく、素麺を連想させます。
釧路の細麺と札幌の縮れ麺をコラボした麺だとか・・
加水率高めの麺は、スルスルと喉越しは良いのですが・・
チャーシューは大きくてホロホロ。
崩れるくらい、柔らかです。
「クコの実」はラーメン屋さんでは、あまり見かけない具材ですね。
以前、クコが入っている理由をご亭主に尋ねた事がありました。
「クコは漢方薬では血圧を下げる役目があるんです。塩ラーメンですからね。。。」とご亭主、悪戯っぽく和かに・・
「それからクコの実は丹頂の頭をイメージして乗せてるんです」
釧路愛の強いご亭主ですね。
ふと見ると女将さんがモヤシのヒゲを丁寧に取っておられますよ。
スープの最後の一滴まで頂きました。
丼の底には「塩屋ゆうじろう」の文字が。。。
途中入って来られた常連のお客様が「アレ?お父さんは?」
「入院したのよ!」と女将さん。
お会計の時ご亭主に「お父さん、大丈夫?」と尋ねると「たまには休みを取らないとね」と明るく女将さんが応えられましたよ。
ご馳走様😋でした。