• チャーシュー麺(1000円)

  • 家系ラーメンの巨大勢力「武蔵家」を輩出した「たかさご家」初訪。

    「武蔵家」の他に「町田家」もここ出身。

    京急の日ノ出駅前だがJRの桜木町からも徒歩10分掛からない。

    駅前の好立地、立派なビルに三方を囲まれた蛇腹外壁の掘っ建て小屋…そんな印象を受ける「たかさご家本店」

    1992年創業で、元々はその名の通り高砂町に本店があったらしいがそちらはクローズ。

    「本店が移転」してきたのか、元から日ノ出店があって「それが本店に昇格」したのかはわからない。調べれば簡単にわかるだろうが。

    1125着、先客6で待ちなし。
    表から見る印象とは異なり奥に広い店で、座席はザッと15くらいはあるだろうか?

    埋まりはしないものの、昼前だと言うのに取っ替え引っ替え客が来る印象のお店。

    メニューはラーメン、チャーシュー麺、ネギラーメン。

    食券はプラ券で色でメニューを判別するタイプ、長方形で縦に長いカウンターと厨房では遠目にメニューが判断出来る理に適っているやり方かも知れない。

    チャーシュー麺とライス(200円)をオーダー。

    スープをひとくち。
    随分とあっさりしている。

    武蔵家の濃さを想定していくと拍子抜け。

    家系の定番セットと思ってライスを頼みはしたが、そもそも「ライスを食わせる味」を想定してない。

    卓上にもニンニク、豆板醤、ラーメン酢、ラーメンコショウしか置いておらず、ライストッピングの類は皆無。

    チャーシューは肉と脂をバランス良くぐるぐる巻にしていて、スープに溶けると美味しいタイプだが、成形チャーシューの他に切り落としが3つ入っていたが、比較的脂身多めのこれがまた美味い。

    武蔵家の目も当てられないほどクタッているほうれん草とはまるで違い、茹でているものの葉が広がった状態のほうれん草。

    麺は丸めの中太かな?家系用の麺では無さそう。

    スープは麺を食べ終わってからグイッと飲むと、あっさり目のとんこつスープの中にも醤油の存在感がしっかりある。
    しかし塩味、苦味ともに控え目で、コクが目立つ。

    「横浜家系ラーメン」としては限りなくライトな味わい。

    創業者の一人が六角家出身との事で、六角家から線を引っ張れるか否か(本流か否か)、実はラーメン評論家の間でも意見が対立している微妙な立ち位置の店ではあるが、もしこれで「否」だとしたら都内を席巻する武蔵家系譜は本流ではない、という事になってしまい、都内は壱系とたかさご家系で「亜流天国」になってしまう。

    ただ、六角家出身で武蔵家や町田家を輩出した店だが、六角家とも武蔵家とも町田家ともまるで違う味の店だ、と言うのは面白いところ。