切り口は幾重にもあると思いますが、つけ蕎麦対してオリジンへと回帰する自己言及的な一杯として、とても幸福度の高いお昼でした。
今年一番とかそういう次元じゃなくて、過去食べた毎日がラーメン記録史に残る一杯に遭遇して完全に心が麻痺。
店主さんは今まで培ってきた能力と技術をフルに解放してるような感じさえします。
今年に入り全面見直し、各所削ぎ落とした覚悟が伝わり、その纏まりは功を奏し旨さを倍増させるような相乗効果も出ているように感じましたが、最後にスープ割を頂きたときは、私の中の時が止まる程、ぼーぜんとさせられ、晴れやかに締まりました。
あまりの事に影響を受けすぎそうで怖くなり、今後、大人としての計算が狂って、破滅したり、敗北したりしそうです。(*´ー`*)