• 小ラーメン(700円)

  • 全マシ。これにて関東の二郎を制覇しました。引き続き頑張りたいと思います。卓上はコショウのみ。隣の席との間についたてがあり、コロナシーズンも安心。

    まず驚いたのはお客さんのヤサイマシ、またはマシマシ率の高さ。着丼して初めて麺もヤサイもなかなかの控えめであることがわかり、確かにマシマシで丁度いいのかもしれないと納得。しかしそれでも二郎の域を出ない多さではあるので、戦士たちの練度も相当に高いことが伺えます。
    麺は細めの平ための短め、最近の盛太郎と似たタイプでツルッとした感じ。
    ヤサイはややクタ寄りで、トップクラスのキャベツ率。これはマシマシが圧倒的に得できますね。
    スープは塩加減控えめで、醤油と脂の甘みが優しい乳化タイプ。
    これまでの優しい雰囲気に反してブタはなかなかの巨体で、肉々しいブロックとホロホロのブロックがヤサイに埋もれている。
    ニンニクはやや粗めでこれもなかなかの量。爽やかな香りで、辛さとニオイ感は抑えめ。
    アブラは中粒のものと、ブタの欠片混じりの半溶けとが混在。麺にヤサイによく絡む。

    総量は二郎のうちでもかなり少ない部類に入るものの、ブタ、アブラ、ニンニクといった『二郎らしさ』の部分はむしろ比重が大きく、満足感は高い1杯。余裕があったので完飲しました。かなり美味しいおすすめ。

    駅からそれほど遠くもなく、これだけ美味しいので行列ができそうなものの、お昼でも並ばずに入ることができた。周辺の商店街を見るとほとんどの店がシャッターを下ろしてしまっていて、そもそも街の人の量が多くない様子。
    北関東二郎は、栃木も守谷もロードサイド店で、そちらは行列があったので、電車での利便性は土地柄不利だったのかもしれない。かなしい
    しかし、商店街に開いている店のいくつかは新しく話題性のあるものであったので、このお店やそれらのお店を起点に前橋を盛り上げよう、ということなのかも。ぜひ来てあげてください