数年前に移転してから初訪問。店内は綺麗になりハコも大きくなった。若い方が厨房にいるから代が変わったのかな。以前のお店には二日酔いの昼に油がキツくない優しい味のサンマーメンやラーメンを食べに行ってた記憶がある。後ろのテーブルでは平日昼だが若いカップルがビールを飲みながらアテをつつき軽く盛り上がっていてウラヤマ。カウンターのいちばん奥に座り壁にたくさん書かれたメニューを吟味してチャーシューワンタン麺を頼んだとき、店内にいる数名の人の“お〜“という声が聞こえてテレビを見てみたら大谷翔平選手がホームランを打ったところだった。届いたラーメンのスープは以前の店舗と同じ甘じょっぱい鶏ガラ醤油で優しいスープ。天王町にあった北京の味に似ていて旨い。チャーシューは赤いふちどりのモモ肉で脂身があるところと脂が全く無い部位を切り分けて提供していてちょっと楽しめた。少し多めに乗ったシナチクは歯応えしっかり目の甘い味付けで存在感強めだ。ワンタンは肉を包むのにたくさん折りたたんでいるようで、折りたたんだ部分の皮に厚みができてギリギリ煮えているが結構、粉っぽい味で他の人はどう思うかわからないが自分的にはジャンク感あって有りだ。細麺をスープと一緒にレンゲに乗せてどんどん啜りラーメンを堪能した。