ヤサイアブラ
北2m・曇時々雨
とみ田での別れ際、バブさんが言っていた。「マツジ納めできるといいね。」その期待を無下にするわけにはいかない。
「バブさんと一緒だよ」そんな嘘をついてでも食べたいラーメンがそこにはある。バブさんには許可をいただき、家族に優しい嘘をついた。
オープン1時間20分前に到着。並びはすでに18人。そうだよな、そんな甘っちょろいもんじゃないよな。しかし、家族の許可、モバイルバッテリー、イヤホンを所持した自分に怖いものは無い。
途中雨も降った影響か、2人前の人が離脱したよう。3ロット目になんとか食い込んだ。店舗に入る頃には後続75人。数えるのも一苦労だった。
さて着丼。いや待て、こんなにも神々しかったか?どんなイルミネーションより美しい。
スープを一口。
凶暴性溢れるタイプ!と思いきや、すぐさま豚の旨味も押し寄せる。二層に分かれる感じは経験した記憶がない。
麺は過去一デロ麺。麺の旨味を思う存分感じ取れる。
豚は脂身というよりは繊維質なものが多かった。味染みは十分。豚4枚の記述の意味とは?5.5枚くらいあった。
昼ごはんが遅かったことと貪るのがあまりに早かったことで、途中満腹感と空気を飲むアクシデントによりリバースする寸前に。初めて豚マシを頼んだ時くらい残すことを覚悟してしまった。
しかし、マッスルメモリーならぬマツジメモリー発動。104杯食べてきた記憶が体に麺とスープを浸透させる。例えるならはじめの一歩の鷹村守-ブライアンホーク戦、鴨川会長の背中への平手打ちがダウン寸前の鷹村を支えるシーンのよう。、
食べ終わる頃には何度もスープを飲んでしまう余裕すらあった。年の瀬ということもあってか本当に感慨深い一杯となった。
2024年、あまり行けなくてすみませんでした。来年もペースは落ちると思いますが、よろしくお願いします。