• 特製中華そば 塩 ワンタン追加(980円)

  • 昨日の悪夢をふきはらうような雲ひとつない晴天だった、ののくらさんの暖簾をあげて出る時に。驚いたのは、あれ程おいしいのに、更においしくなっていたことです。この絶妙な塩味のスープと超多加水の太いぴろぴろの麺のおいしさと言ったらないですね。特製を頼んだので、ワンタンの追加注文を見た御主人が、わざわざ「特製にはワンタンが入っておりますが.....」と注意喚起をしてくださった。私は、特製のワンタン麺にしたかった。最近いつもしているように。ワンタンがおいしいので、特製ワンタン麺にしたかったのです、と説明すると、御主人笑っておりました。麺同様に、ワンタンの皮もしっかり厚めで多加水で、とってもおいしいのです。もっともっともっと近かったらなあ、と思わずにはいられません。ま、自分が越せばいいのですが、そんなことしてたら、一年に何度越さなければいけないでしょうかね。山手線の西にいる自分にとっては、荒川の向こうに行くということは遠出であります。多摩川を越す何倍もの遠出をする感覚です(本当は距離なんか変わらないと思いますが)。いつもの行動半径を超えると、一段とそういう感覚になってしまいますね。例えば、神奈川の天国屋さんや、鴇さんへ伺うのと大して変わらない覚悟のようなものが必要になります。いっそのこと、飛行機に乗り、札幌の彩未さんに出かける方が、精神的には近くに感じるかもです。でも、あの店であのおいしい一杯をいただけると思えば、一気にワープできますね。今日は無事ワープ完了しました。更に素晴らしくなっていた、誠に誠に驚くべき一杯です。ごちそうさまです。