• 鶏白湯拉麺(730円)

  • 当初超小盛のライスが120円で、さすがにコスパ的に問題があるかなと思っていたら、なんと無料食べ放題になった。メニューも整理されて券売機も見やすくなるなど細かい改善点も見られる。接客は丁寧だし、あとは配膳までのスピードかな。
    鶏白湯は鶏のコクと旨味がしっかりと出ていて、少々獣臭さがあり上品過ぎない味わい。ドロドロではないが唇にぺとっとまとわりつくとろみもある。一方で麺が弱く、中細平打ちストレート麺はツルっとした舌触りは悪くないが、コシがなく伸びてくるとカップヌードルのような食感。担々麺などで使用していた麺とは違ったので、鶏白湯専用麺なのかもしれないが、スープに対抗できるような力強い麺を開発して欲しい。具材は3種類のチャーシューや、独特な風味のあるメンマ、地元のブランド卵を使用した味玉などなかなかハイレベル。しかし、前回いただいた醤油拉麺でも感じたが盛り付けにセンスがない。まあ、弘前ではこのレベルの鶏白湯は貴重だと思う。ラーメン作りに対する拘りや情熱は伝わってくるので、さらなる進化に期待したい。