• 四川セット(担々麺、ミニ麻婆丼、デザート)(1188円)

  • 鶏ガラをベースに野菜、魚介を加えたスープ。芝麻醤は自家製で、すり胡麻たっぷり。真っ赤なラー油がアクセント。麺は縮れた細麺。やや柔らかめだが、伸びにくい。
    具は肉そぼろ、カシューナッツ、水菜、レタス、刻みねぎ。カシューナッツの食感と、水菜、レタスのしゃきしゃき感がアクセント。

    辛味もさほど強くなく、胡麻の風味が香ばしい普通の担々麺。そのままであれば。
    併せて粒山椒のミルが出され、挽き入れることで味が劇的に変わる。
    芝麻醤の甘味、ラー油の辛味、そして山椒の痺れ。これらが三位一体となり、絶妙なハーモニーを奏でる。
    昼飯時は年代層も幅広く、刺激が苦手な客への配慮なのだろう。スープまで完食。

    ミニ麻婆丼は、少量のご飯に麻婆豆腐をかけて、万能ねぎを散らしたもの。
    麻婆豆腐の具材は、絹ごし豆腐、ひき肉、刻みねぎとオーソドックス。
    こちらも辛味は強くないが、山椒を少量挽き入れると味が引き締まる。おそらくは、担々麺と同様の理由だろう。

    デザートは自家製の杏仁豆腐。看板商品の少量版で、彩りにクコの実。
    クリーミーで舌触りがいい。ちゃんと杏仁霜を使った本物か。口直しには充分すぎる味。

    ランチ🉐セット。
    担々麺単品は961円。
    店名は「花木蘭」と書いて、ファ・ムーランと読む。

    余談だが、並びの「麺場 絆 1048」に店主都合でしばらくの間休業との貼り紙が。
    お気に入りの店だっただけに、また食べられる日が来ることを切望してやまない。

    追記。
    2017/3/16「麺場 絆 1048」の営業再開を確認。