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shotakon
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五丁目ハウス
東京都
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味玉入り中盛り
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花見の下見をした後、中野へ。というのも、強烈な煮干しの五丁目煮干しが撤退したと聞いたため。代わりに五丁目ハウスなる家系が居抜きで入ったとか。どんなかなと見に行くと、家系とでかでかと書いてありすぐ分かりました。
五丁目煮干しは考えたら信じられないくらいの煮干し量だったので、原価も凄かったんじゃないかな、なんて。材料がリッチな反面、強烈すぎてリピートしにくいラーメンではあったように思います。
さて、美味しい韃靼系肉そばの禅の向かいにあるお店の体裁は券売機含め同じ。縦長のお店の左に厨房、右にカウンター。厨房にはちょっとおとぼけな顔の店員さんがワンオペで。長髪を頭の上で結んでいます。
とりあえず、味玉入りを麺固めのみでオーダー。家系ってあまり行かないのは味が想像できるから。二郎もそうですが、あちらはバトルフィールドごとに戦局やレギュレーションが異なるので飽きないのかも。
さて、そんな典型的な味の似通った家系。吉祥寺の武蔵家とかはあごだしだったり特異な点を出していますが、五丁目ハウスさんはいたってノーマル。家系ってこんな感じだったなーというのを思い返させてくれます。
ので、卓上のニンニク、豆板醤、そして生姜とゴマを入れて味変。しかしここのスープは思ったよりしっかりしていてインスタント感はありません。チェーンの家系とかだとスープに力がなかったりしますが、ここは良質。麺に合います。
ほうれん草が直径5cmくらいのボール状で結構多くて嬉しい。チャーシューは最初あれっと思いますが、食べて行くとお肉本来の噛みごたえが分かり、これは良いと思います。
家系は所詮家系ってイメージがあり、そんな変わらないなーと思っていましたが、このお店は良質。全体的に欠点がないので家系腹であればストライクでしょう。
ここなら間違いないと思います。家系って地味にファンもいるので、多分なくならないお店になりそうです。