• チャーシューメン(780円)

  • 岩木地区の旧道沿い、かつては岩木の中心街であった賀田に店を構える老舗食堂。同地区では「いわき食堂」が有名になり過ぎてしまったが、元岩木町民としては石田食堂あるいは、本間食堂の方が馴染みがあり、味は変わってしまったとは言え、昔を思い出し今でも時々お邪魔している。本日は石田でチャーシューメンをいただいた。以前は端に脂身が少々ついたサクサクした食感のモモチャーシューであったが、バラ三枚肉に変わっていた。味がしっかり染みていて食感も良く、これはこれで旨い。スープは煮干昆布出汁を中心に醤油ダレを強くきかせた濃口。来るたびにスープの味が微妙に異なる。卓上のエスビーコショーとの相性が絶妙。麺は市民にはお馴染みのアキモト製麺の細縮れ麺を使用している。私の親世代は石田の中華は旨過ぎて、猫で出汁を取っていると冗談交じりに話していたという。