• 中華そば(400円)

  • 住宅地にあり、暖簾が掛からないとラーメン店とは気付かないような隠れ家的な店。だったが、もはや麺好きなら知らない人はいない人気店で、平日も地元のとっちゃかっちゃに白ワイシャツのサラリーマンと客が途切れない。

    自宅の一部を店舗にしたカウンター7席のこじんまりとした店内。ご夫婦で切り盛りされている。

    メニューは中華そばのみ。大盛でも450円とワインコイン以下のコスパが人気の一端であるのは間違いない。メニューには書いていないがチャーシュー増しも可能。

    スープは煮干出汁のあっさり醤油味。たぶん真鰯のみを使用し、丁寧に煮出すことで苦味やエグ味がない優しい味わいに仕上げている。

    麺はストレートと手もみちぢれから選択できる。今回はちぢれ麺で。やわめに茹でていて、手揉みによる独特なフニャピロ食感は弘前では珍しくないが、個人的にはストレート麺に軍配。

    チャーシューは大判薄切り肩ロースが2枚。低温調理したものが、スープの上で熱を吸い、しっとりぷりっとした食感となっている。

    具材他にネギ、メンマ。ネギは若干臭みが出ていたが、盛りも良く400円でこの内容なら文句は言えない。★3つ。