• 醤油らぁめん(950円)

  • 渋谷パルコに所用があり地下の飲食フロアをぶらついているとJikasei MENSHOの看板とMENSHO FACTORYの麺箱。
    以前はプラカップみたいな器にラーメン盛ってて、食いづらそうだからパスした店。
    ノスっぽいラーメンにシフトしたのかな?
    外人にあんなのを日本のラーメンって勘違いされても困るので良い方向転換。

    護国寺の店で強烈に放たれている“イケてるでしょ感”に拒否反応を示して以来、足が遠のいていた麺庄。ラーメンクリエーターとか自称しちゃう店主にもなんか無理…って感じを抱いていた。
    そんな麺庄も今や世界を股にかけるMENSHO GROPE。

    インバウンドだらけのフロアだけど、ちょうど空いているし、先客は日本人夫婦のみ。香水まみれの外人集団の中でラーメンを食べるのはごめんだが、今ならチャンス。久々に食べてみるか…
    って事で食券機の前に立つが、これどこから金を入れんだ?

    店員に聞くと、現金は扱っていませんとの返答。完全現金主義者のおじさんはMENSHOにとって招かねざる客で門前払いって訳か?
    呆然と立ちすくんでいると、交通系電子マネーも使えるとの事。さすがにPASMOは持っているぞ。オジサンをバカにするな。

    チャージ残高ギリギリでなんとか醤油らぁめん(950円)の食券購入に成功。
    フードコートでも無いのに配膳台からのセルフオペレーション。場所柄いろいろ掛かるのだろう。まぁ仕方ない。

    出て来たラーメン。
    何故かネギと青菜は海苔に隠されている。
    豚メインの動物系に節物出汁を合わせた基本に忠実なスープは香味油と胡麻油の香りがプラスされている。
    麺は縮れ強めの中太多加水麺。
    この系統の麺を表現する上手い擬態語が見つからない。プリプリ+モチモチが近いんだけどちょっと違う。プとかポとか半濁音が似合う麺。浜虎も近い感じなんだよな…ポコポコ麺?違うか。

    浮ついた感じにみえる店主は実は苦労人で努力家なんだよね。こういうベーシックなラーメンもきちんと作れるのは流石。と最後にちょっとフォロー。