一見すると、関東風豚骨白湯のなんちゃって博多ラーメン。
どうせ、臭いが無くてクリーミーなやつだろ、とタカを括りつつスープを一口。
お!見た目より全然しゃばい!クリーミーって言うよりはミルキーかな。
豚骨の旨みが厚くて、タレも私好み。熟成臭に乏しいものの、これはこれで及第点。
すりゴマ、おろしニンニク、紅生姜を投入して完成度アップするも、高菜が無いのはちょっと残念。
低加水のパッツン細麺は、なんの不満が無い本場仕様。
香りの良い青ネギと歯応えの心地よいキクラゲ。
チャーシューは博多ラーメンらしからぬバラロール厚めで提供前にバーナーで炙るという一手間。
博多ラーメンのチャーシューは出涸らしのロースを申し訳程度に乗せる感じが良いのになぁ…と思いつつ一口かじるが、ちゃんと出涸らし感があって出しゃばっていない。なんだ、いろいろ分かってて博多のチャーシューに食べ応えと香ばしさのみをプラスしてるのか…
総合的に判断すると豚骨白濁系の中では神奈川でかなりの上位店かもしれない…
帰り際、店主に「なんでコハクなんですか?」と聞いてみる。
店主「あの、スープの色がですね…」
私「え?琥珀色では無いですが…」
店主「この話、凄く長くなってしまうので…すいません💦」
コハクの謎については、他のお客さんが少ない時間帯に聞く事にしよう。