• ラーメン(950円)

  • 取材拒否、性善説前提の会計システム、洗濯機でキクラゲを洗う…など話題に事欠かなかった新馬場のイレブンフーズ。
    行こう行こうと思っているうちに閉店してしまい早十年。

    で、ここはお孫さんがイレブンフーズの血を受け継いで営業されているお店。

    店の前の行列は場所柄全員ブルーカラーのグループ客。
    入口と出口が別。お店の中央に配膳台兼下げ台。食券には引換券の文字と、ベルトコンベアなセルフスタイル。なかなか効率的。

    半濁の豚ガラメインのスープに化調バッチバチ。麺は家系っぽい中太平打ち麺。ホロホロの巻きバラチャーシュー。
    これにおろしニンニクと豆板醤、ブラックペッパーを投入したら肉体労働者に刺さらないわけが無い。
    化調が強過ぎて舌がピリピリするって表現をする人がいるが、この店のスープはそれがちょっと解る気がする。

    今は無き新馬場の店の創業が吉村家と同じ1974年と言うのは非常に興味深い事実だなぁ。