• ラーメン 並(800円)

  • 水路横の並木に面する小ぢんまりとした佇まい。このロケーションだけで20ポイント追加。

    店に入ると地元高校生の3人組が小上がりテーブルにいるだけ。インバウンドに汚染されてい雰囲気には更に10ポイント追加。

    本店のラーメンとは実は今回初対面。茶濁したスープに少なめの背脂と九条ネギ。
    スープを啜ってみると、田舎っぽい垢抜けなさに新店には醸し出せない熟成感すら感じる。
    やわ目の麺もこの野暮ったいスープにはベストマッチ。
    途中で一味と胡椒を投下して更に味がキマる。

    うーん…見た目も味も日本橋の店とは全然違うけど、別格の旨さ。いやはや、これが本物のますたにかぁー(衝撃)。

    京都背脂醤油と言うジャンルの始祖としての風格が内包された感動の一杯。