• 野菜もりもり鶏骨塩らぁ麺

  • 最近ルートがスタティックだったので機動力発揮して渋谷から井の頭線で下北沢へ。

    そるとさんが頭にあったのですが、お店一覧を某ログで見ていたらこちらが気になりました。(そるとさんは揚げナスとかトマトがラーメンに入ってて気分ではなかった。)

    むしろ桑嶋さんで野菜「野菜もりもり鶏骨(keikotsu)塩らぁ麺」のもりもり感に惹かれます。どれだけもりもりなんだろう。。とりあえず、お店を泳がせて様子を見ましょう。

    しかしお店が見つからない。前に来た気もするのですが、ビレバン(burger)の近くで黄色の・・・そんなものはナイ。あれれとよく捜したら、色の褪(a)せまくったそれはもはや白に近かった。。

    窓も雨の汚れの残ったような。開けるのが少し不安になります。(最後になんでか分かりましたが。)

    でも開けたら普通に明るいお店で人も3人ほど入っていました。右に向いた直線のカウンター。右奥が厨房です。券売機は手前。

    当然、件(kudan)の「もりもり」の盛りを確認しなくては。値段なんて度外視です。おっと、麺は硬めでとお調子者の大学生みたいな店員さんに告げます。

    すると、ビジュアルが斜めに濃い目の主人が丼を。そこには水菜を戴いたちょっとオシャレ盛りのラーメンが。キノコにミニトマト、、ここでもトマトか。。うーん。

    ・・・なんて思っていたのですが、水菜をめくったらチンゲン菜が多めに入っていて値段にも納得。スープが見えるもののしっかり野菜が入っています。(そもそも基準が二郎なのがおかしい笑)

    で、スープ!

    鶏のコラーゲンって感じのとろとろスープ。頗(sukobu)る美味しいです。なんだろ、これは中華のスープでもこんなのあったような。そんなテイスト。花椒をかけてというインストも分かります。これ美味しいなー。

    天才的なのは、これに合わせるのが桂花みたいな麺なのね。なんとなく玉子カラーのスープに玉子麺を合わせたくなるところ、これを持ってくるのは尋常でない。絶妙に美味しい。

    花椒は確かに花の香り。でもそんなに引き立ちはしなかった。痺れも皆無で香り重視のものなのかも。

    しかし野菜がそこそこあって、野菜で麺を挟んで食べる感じ。桂花的なこの一見ぶっきらぼうな麺もこのスープの中だと凄く魅力を感じます。

    野菜は変に味がついていないので食べやすかった。スープに力があるので野菜は茹でるだけで十分。しっかり野菜の水が切れているのでスープが薄まらず最後まで楽しめました。

    ミニトマトは変な話密閉されているので、外が温かく中が少し冷たいという不思議な酸っぱい食べ物に化けていました。面白い。

    うーん、なんだろう。只者でない。

    そして、これまた只者でないのは店の外観。もう少しなんとかしたら。。と見遣(ya)ると張り紙が。

    「1月13日に移転します。再開は3月」

    な、なるほど。お店の外観はすっかり変わるんですね。行先もまた下北沢とのことでした。とりあえず移転する前に来てよかった。跡地を捜し回るとかたまらない笑