• 手打ちわんたんめん 豚ちゃーしゅー追加(1300円)

  • 何と素晴らしいらーめんだだろうか。
    かねてより訪問すべきリストに永らく入っていたけれど、念願叶い初訪問。

    噂は本当だった。
    麺は注文を受けてから、というより、客が5席のみのカウンター席に座ってから、種から麺を圧延し、切り歯で切って行くき、整えて手捏ね手揉みする。葉山さんの様です。
    わんたんもそのあと餡を包み仕上げる。この作業を一杯づつやられる。一度に2人前をつくる。
    いやはや、脱帽。

    自分のらーめんがつくられていく過程を、その気があれば目の前で見ていることができる。私は、スマホでゲームやら、買い物リストを眺めているより、目の前の出来事の方に興味がある。こんなプロの職人さんの素晴らしい技を目の前で拝見できるのにもったいないではないか。

    程なく提供される。
    スープを先ず啜る。
    おっ、醤油の味わいがおもてに来て、スープの旨味がゆっくりと顔を表してくる。が、味わっている醤油の味わいを邪魔することはない。
    麺、直前に手揉みされた自家製麺のおいしいこと。これは良いぞお。飛び切り良い。旨い。

    厚切りのレアな豚チャーシューが見事。旨い。
    鶏もしっとりして良い。

    さあ、わんたんだ。おお、意外にしっかり餡が入っていて、とてもおいしい。この皮が自家製なのはすぐにわかる。皮がまたとても味わい深い。
    ののくらさんのものを思い出す。が、わんたんの味と形は違っている。カタツムリ型と言えば良いのだろうか、中側に織り込まれている。
    さあ大変だ。また一軒、おいしいラーメン屋さんが見つかってしまった。

    味は醤油やら塩やらと言わない。
    ただ、らーめん、である。こういうの好きだなあ。言えば、醤油のみである。
    まるで、らーめんと言ったら、醤油に決まっています、という感じである。
    この一杯にどれだけの拘りがあることか。

    今日、初日ですが、間違いなく、私の殿堂入りです。別にリスト作ってるわけじゃないんですが。
    もっと早くに来るべきだったと思います。
    もうこれからは逃しません。どこまでも追いかけて行きます。