都内のいけ好かないビジネスタウンNo. 1の虎ノ門にある和食料理人とイタリアンシェフがタッグを組んで誕生したお店。
立地、お店の佇まいや内装、オペレーション、商品に統一感があり店主のセンスを感じる。
店内には広めの待合室も併設。家賃安くないのに客へのホスピタリティが凄い。
10分程待ってカウンターに案内され、店主2人の動きを眺める。
厨房のレイアウトが悪くて、作業動線が無駄に長くなっている。なんでスープを炊くコンロと茹で麺機を離して配置したのだろう…??
いろいろ考えるとおそらく、夜の和食営業にも対応出来るレイアウトにしたのと、カウンター側に熱源を持って来たくなかったからかなーと。
カウンター側に熱源を置くと客席の空調環境を均一に保つ事が難しくなり、店内中央にフードが吊られるので開放的な空間造りも難しくなるのだ。
自分達の作業性を犠牲にしてまでの拘りは天晴れ!実際のところは知らんけどw
で、出て来たラーメン。
スープは地鶏をベースに昆布や節ものの出汁を合わせてあり、和食の基本をきちっとわきまえた重層的な味わい。
自家製麺との事で細麺と散々悩んで手もみ平打ちを頼んだのだけど、これは冷水で締めたつけ麺で実力を発揮するタイプかもしれない。
おそらくラーメンには細麺が正解でした。
まあ旨い事に変わりは無いのだけれど。
全体的な好感度はかなり高めで良いお店。