• 支那そば(830円)

  • こすがに行こうと思って歩いていると、別のラーメン屋の店先に閉店のお知らせが掲示されているのが目に入る。
    今年の年末に20年の歴史に幕を下ろすとの事。

    そうか。存在は知ってはいたものの、未食だったな…
    って事で予定を変更して入店。
    レトロな雑貨などが飾られた店内は、すごく落ち着く空間。
    優しそうな初老のご夫婦の接客も丁寧。

    注文した支那そばは、カエシの醤油感がかなり強め。スープに出汁の厚みは感じられず、いかにも20年前の無化調ラーメンって感じだな。
    低加水の細麺は特筆すべき部分は見当たらず。
    濃いめの味が染み込んだシャキシャキメンマ、柔らかチャーシューは結構好みかな。

    あざみ野周辺は、雅楽、ぼっけもん、魂心家、伊蔵八、TETSUと最近はすっかり激戦区になっている。こすがが近所に出来たのがとどめになったのか…
    そろそろ潮時を悟ったのだろう。

    閉店の噂を聞いてか、昔の常連さんみたいな夫婦が手土産を持って遠方から訪れていた。
    地域に愛された店なんだな。

    20年間お疲れ様でした。