久しぶりのおはなさん。ようやく辿り着けました。この一杯に辿り着くための長い道程だった。
もう最高です。
中華鍋を振る音を目を閉じて愉しむ。
更に食欲が昂まっていく。
自分の一杯の為に奏でられる音。
こういう味噌へ、じわっじわっと寄っていく感じがよく分かる。これはもはや、すみれ云々の世界ではなく、やはり独自の地平に立ったのだと思う。かつて、彩未の奥さんがいち早く、「彩未」へと独自の世界をつくったように。
13時45分に着くと直ぐに券売機へ。そこへ弟さんが出てきて、こそっと呟いてくれた。「野菜」あります。私は赤いXマークの付いた「野菜ラーメン」の釦を見つめていた。しようがない、味噌で充分と思っていた私に。