• パイタンら〜めん(950円)

  • 武蔵新城と武蔵小杉というラーメン激戦地域に挟まれた武蔵中原は、時空の隙間に迷い込んだようなラーメン無風地帯。

    花月嵐、餃子の王将、ニュータンタンというチェーン3店が作るトライアングルの牙城を崩せるラーメン店は現れず、両隣の駅に新しいラーメン屋が出来る度に武蔵中原周辺の住人は、垂涎の思いで眺めていた…という辛い歴史がある。

    こうした歴史背景を知っていれば、この店の開業時に新城、小杉から人々が大挙して押し寄せ、「中原のくせに生意気だ!」「花月嵐食っとけ!」と罵声をあげた事も理解できるはずである(嘘)。

    冗談はさておき、注文した鶏白湯、なかなかですね。
    鶏白湯って特徴を出そうという気持ちが強くて濃厚で重すぎるのが多いのだけど、めちゃくちゃバランス良い。
    限定も貝出汁、胡麻豆乳担々、鶏塩まぜそばと魅力的。鶏白湯の実力からすると、どれも期待出来る。

    ラーメン砂漠に突如現れたオアシスの様な店。オアシスの主は、山田孝之3割、パパイヤ鈴木7割w