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shotakon
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らぁ麺 すぎ本
東京都
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ワンタンらぁ麺と名古屋コーチンの玉子かけご飯
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醤油・・・ワンタンらぁ麺・・・と、名古屋コーチン玉子かけご飯。。相変わらず醤油だけで踏みとどまれない自分がいます笑
(いや、でも名古屋コーチンの玉子かけご飯て食べたいでしょ普通?笑)
さて、L字の黒いカウンターブーケガルニ的な野菜の浮いた大きな寸胴を擁する厨房には黒Tと白T。白Tさんはアシスタントっぽい印象。
横から見る位置に座りました。20cmくらいのいわゆるツチノコみたいなチャーシューを黒キャップを被った黒Tさんが切っています。食べる直前に必要なだけ切るのは経済的。断面が空気に触れないので鮮度もあったりするのかも。
さて、来た丼がめちゃくちゃ綺麗。。驚くほどの「映え」です。
黒いカウンターに浮かぶ白い丼。そこに黒いキラキラをたたえた丼は見ただけで圧倒されます。人によってはそれだけで美味しいというくらい。美的感覚も評価のうちだと再認識しました。ルックスはパーフェクト。
スープ。コクのある鶏ベースのもの。キラキラは鶏油でしょうか。鶏で醤油のスープ・・・個人的にはこのコクの部分が重くてだるく感じます。鴨スープも同じ理由で好きでないので、逆に言えば鴨スープ好きなら好きかも。
麺は美味しい。細めの断面長方形の胚芽麺。お蕎麦のようですが、細いのにシコシコ。ゆだるともっちり感も出て、とても美味しいです。
ワンタンは皮が大きいのか、具もそれなりの大きさなのに皮がやたら余ります。このワンタンは普通。特筆するほどでは。半分サイズの薄めな穂先メンマも同様。
低温調理の鶏チャーシューは美味しかった。何故低温調理をするのかわかる気がします。お肉がこう変化するからこの手法を使うのだ、といった感。
チャーシューは場所により評価が分かれるというか。はじめ脂の多めな箇所(写真の右半分)を食べたらそんな美味しく感じなかったのだけれど、脂のない箇所(写真の左半分)を食べたらとても美味しかった。
あと、玉子ごはんはある意味頼んで良かったというか。。これは白Tさんが作って持ってきたのですが、ご飯の盛り方が悪い。真っ平らなペタンコで見た目が悪すぎ。平らな方が黄身は見えやすいかもですが、これだけペタンコだと食欲が。ぶっちゃけ見た目汚いです。
ラーメンのルックスはパーフェクト、麺は美味しい、スープは好みであれば多分美味しい、ワンタン含め乗せものはイマイチか普通、オプションの玉子ごはんは再考の余地あり。こんな感じでした。
雑多な書き込みは以下に。
天気がいいのでAWAで西川貴教リストを作って自転車へ。行き先候補は2つあったけれど、自転車じゃなきゃまず行かないということで鷺ノ宮へ。
風のある快晴で気持ちがいい。軽く汗かいた所で到着。12:30と、どストライクの時間帯だけに行列が10人ほど。想定内です。行列につくと隣のパチンコ屋の爆音がイヤホン越しでも聞こえてきます。
さて。
このお店に来た理由は、前からリストアップしていたのと来歴にいわくありという所。しかしそれはさておき、ニュースアプリでこんな文章を見たから。
「⑤複雑さは、おいしさの敵になることがある
このラーメンの素晴らしさは、雑味はもちろんのこと、色々な味がむやみに介在しないこと。複雑な味わいというのは、“何がおいしいのかわからない”という解釈もでき、最終的に味の迷子になってしまう可能性があります。」
自分で感じたけど表現できなかった思いがこれ。例えば先日むぎととオリーブさんで感じたそれ。なんなんだろうこれは?という忸怩(jikuji)たる何か。なるほどこれか、という。
あとの思いは、
「もう、普通に醤油ラーメンじゃない?」
という。なんとなくこのお店は普通に醤油ラーメンかなぁと。ミシュラン掲載もされてて、どのくらいかというのもあり。さてどうなるやら。