野毛町三丁目北地区ビルとあるので、おそらく再開発によって出来たと思われる低層が商業の大規模マンション。表通り側は華やかに賑わっているが、裏通り側は落ち着いた飲み屋のエリア。
マンション1Fの路面に面した区画で、変な色のテープライトで異彩を放っているこちら。
お店の前に立った瞬間にフワッ漂う熟成臭に期待が上がる。
それにしても、こんなマンションの1Fの区画にクサウマの九州豚骨の店をテナントで入れるってどういう事だろう?
そう言えばここだけ、少し階段を下りる形で天髙を稼いでいるな…いやはやスラブを下げてまでそんな事するとは。
なるほど。わがままで九州ラーメン好きな地権者のオヤジ。見えてきたぞ。
そんな推理脳を働かせながら店内へ。
一癖ありそうな店主のワンオペ。
そうかぁ、彼が地権者に気に入られたって訳だな。妄想は続く。
で、肝心のラーメンは期待していた程では無いが熟成臭がフワッと来る程度。
メニューには豚頭100%って書いてあるけど、そこは怪しいかな。
シャバ目で臭いもあって、泡も骨粉感もあって、九州豚骨の中でもドストライクのスープのはずなのだが、余韻が薄くて、そこまでは刺さらなかった。
化調が足りないのか、カエシのニュアンスが私には合わなかったのか…
酔っ払っていたらその辺は関係なくなるので、確実に美味しいヤツではある。