和牛らーめん（1200円）

渋谷に牛骨系の新店が出来たとの事でこちらへ。
武蔵新城の牛王閉店以来、あれに変わる牛骨を探し続けているのだが、なかなか出会えず。
関西から拡大し続けているまこと屋もちょっと違うんだよねー。あれなら博多とんこつ行った方が良い。

宮益坂から一本入った味のあるビル。店の前を通る人を一段上から眺められるカウンター。
なかなか良いハコだ。
極上和牛らーめん2450円…インバウンドウケでひと穴当てようってか？
デフォの和牛らーめん1200円也をポチり。

程なく出て来たラーメンのスープを一口。
おそらく圧力をかけて炊いた白濁した牛骨スープはちゃんと牛特有の旨みと甘さを感じる。
さらに椎茸や昆布で旨みの弱点をフォロー。
菅野製麺の低加水細麺に低温調理の和牛チャーシュー、牛肉のしぐれ煮。商品としての一体感はかなり良いと思う。

でも、和牛に引っ張られたのか和食路線かぁ…
やっぱ牛骨ならステーキ感出して欲しいのよねー。

このスープなら山椒や七味よりも、ガーリックとブラックペッパー、しぐれ煮よりもコンビーフでガツンとパンチのある攻めた一杯を提供して欲しい。
せっかく乗せてるクレソンもそっち方面の方が活きるしなぁ。

なかなか自分の理想とする牛骨ラーメンには出会えない。

旅は続く…