• 特製醤油(1070円)

  • 更なる深化を感じる事程、食べる側として嬉しい事はない。此処鈴ノ木さんもそう。
    何かに取り憑かれたように、醤油も塩もおいしい店を集中的に巡り歩いている。

    ののくらさん、ちとせさん、そして此処鈴ノ木さん、いずれの店も、醤油・塩と両方が甲乙付け難くおいしい。

    今日、狭山ヶ丘の駅前の桜は葉桜になりかけているのを眺めながら店に向かう。
    サッポロをつきだしのメンマでいただきながら、予感があった。メンマが一段おいしくなっている。この向上が、ラーメンに反映されない筈はない。
    結果、スープが、この醤油スープが明らかに深化していた。内心にっこりである。

    ひと通りお客様にラーメンが出た後に、若き御主人がカウンターの私の座る席まで来て下さり、またお話ができた。こうして、おいしいラーメン屋さんの御主人とお話できるのは、大きな喜びのひとつです。鈴ノ木さんのラーメンについてお話しした後、御主人は決まってお尋ねになる「最近、何処かおいしいラーメン屋さん行かれましたか?」私にお尋ねになる。私が伺いたい位なのだが。2-3軒あげて、また御主人の話を伺い、貴重な時間も過ごさせていただいた。

    若きラーメン屋さんの御主人達が、研究熱心である事は非常に嬉しいですね。でも、くれぐれも身体に気をつけて下さい。