頗るおいしいのだった。
こういう札幌味噌ラーメンを食べたかった、という味わいです。
頗るいい。
味噌だれが少し甘めなのだが、過ぎない。程良い甘さが、かえってスープの味わいを深めている。
たっぷりのもやし、キクラゲ、メンマ、チャーシュー一枚、刻みねぎ。余計なものはのらない、のらせない。
写真で見るともやしは少々にしか見えないかもしれないけれど、デフォルトでたっぷりの量であります。
円山製麺さんの黄色い中細(もしくは中太?)麺が、札幌ラーメンだなあ、と回帰させてくれる。
西山でも、森住でもなく、小林でもなく、保刈さんでもなく、満州さんでもなく。
今日は、おはなさんが休みなので、飛行機を降りて真っ直ぐに甘善大楽毛店へ伺うも、臨時休業の張り紙。塩のスープと餅とチャーシューが私の頭の中に既にしっかりと世界を構築していたので、直ぐに転戦を思い描けず。
麺や北町さんか、と伺うと定休日でありました。魚一さんはやっぱり13時頃には売り切れ終了しているとのことだったので、これも断念。柳苑さんも水木お休み。
さあ、どうしようか。
あっ! 日和さんだ。日和さんが在ったのだった。
救われた。そして頗る旨かった。