• 特製煮干しラーメン

  • 令和2年の麺道初手。

    大宮の知り合いの所から氷川神社待ち合わせで自由行動。大宮の面白いお店をリクエストしたら駅前にタッチパネルの凪さんがあるとかで。元旦もやっねおりここに行きました。駅からは2分くらい。

    行ってみると確かに面白い。一蘭みたい。お店の左右の壁に向いたカウンター席にはタッチパネルが左手に壁のように張り付けてあり1人ずつ簡易的に仕切られています。

    席には予めお箸が置いてあり、コップは上に、巨大なひねり口のついた蛇口は右にありお水が出ます。食券のQRコードをタッチパネルに読ませるスタイル。

    券売機では特製煮干しにしてタッチパネルで読み込ませると、麺の量と硬さ、味の濃さ、辛子の量、駒葱とチャーシューの有無をタッチで変更できます。
    (なるほど、あのネギの切り方を駒葱っていうんだ。浅草だからかと思っていました。。)

    お好みは。あー麺は並で「かた」、味の濃さは薄い、辛さは4辛(調子に乗ってみたw 倍率は縦にスクロールでき、10倍以上も可能な模様)、駒葱とチャーシューは勿論ありで。

    注文完了で送信され、奥で調理が始まります。なんとなく現金追加ものの中から角煮を。チャーシューと別ならその仕上がりは見ていきたい。こんなことをしていると並麺でもお腹いっぱいになります笑

    「ラーメンの飛行ルートに物を置かないで下さい。」

    不思議な文言があるなと思ったら、目の前をお盆に乗った麺が通り過ぎて行きました。あーこれはいわゆる回転寿司の「新幹線」と同じやつです。レールは上下2段になっています。

    飛行ルートというのであるから、このラーメンは空を飛んで来ているという設定なのでしょう。この質量と慣性でそれをやるのかといった感じ。故障したら面倒な感じはしますが。

    (人手として片付けの人は必要なのですね。片付けだけでなくこのシステムの説明もするので少し大変そう。でも聞かれない場合はほぼ常連で、聞かれたら新規開拓できている、というバロメーターになりそう。)

    さて、上段のレールを飛んで来た丼のルックスは他の凪さんと一緒。スープは味薄めでも濃いくらい。あと、4倍にした辛子は結構辛いです。チャーシューの上のダマをスープで溶きます。

    特製にするとチャーシューが凄くて、1.5mm厚の大判の柔らかなチャーシューが4枚くらいありラーメンに蓋をしています。臭みはまるでないのでオススメ。

    向こうの席でも煮干しに全く臭みがないと言っていましたが、当たり前のように思っていたけれど確かにそれはないです。あと、麺がほうとうみたいというのは少し盛りすぎかも笑 しっかりラーメンしています。

    凪さんならではのヒロヒロのひもかわもあり、駒葱と煮干しのスープに柔らかで大きなチャーシューもあり満足。あと特製のデフォルトは味玉。

    この味玉は軽く硬めな黄身のゆで玉子みたいなものだけれど、白身にとっっても弾力があります。こんなぱつんといった歯ごたえの白身も珍しい。美味です。

    あとは追加の角煮。これがまた生姜を効かせて美味いこと炊けています。秋葉原じゃんがらの角煮を上手に作った感じ。

    じゃんがらは味染みのない肉の塊に成り下がりましたが、そこに味をつけたのがこれ。肉の繊維を考えないと噛みきれない割いて食べる角煮。

    圧力鍋で繊維もへったくれもないスタイルもありますが、これも好きです。美味しいと思います。香りも手作り感がある。

    中のラーメンは元々美味しいのが分かっていましたが、このカウンターまわりのギミックも楽しくて良いです。他の凪さんには多分ないので来て良かったと思います。


    #大宮氷川神社。列びながら書いていますが、14時でもかなりの行列。流石は武蔵国一ノ宮。

    中国語もちらほら。段々席巻されつつあるのかな。数の論理では彼らや年に2500万人増えるインド人に勝てないのでちょっと不安な感じもするというか。。

    「手水をお使いの方はこちらへ」

    ちょうずとばかり読んでいましたが、テミズでも良いらしい。通じれば、ねぇ。。