今回の旅の締めは、昭和で時間が止まったままの町中華へ。
細い路地に掲げられた味のある看板に提灯、暖簾。更におかもち、スーパーカブ…全てがノスノスのエモエモ。ここはもはや作り込んだ昭和映画のセット。
こちらの名物は芋揚げラーメンに肉揚げラーメン、両方乗ったミックスラーメン。
ここはミックス!と行きたいところだが、胃のキャパと相談して肉揚げを注文。
連れのラーメンはすぐに届いたが、揚げ物系はそこそこ時間がかかっての到着。じっくりと低温で揚げていたんだろう。
ラーメン自体は胡椒強めのザ、ノスって感じ。
上に乗った竜田揚げは片栗粉にまぶした薄切り肉をじっくり低温で揚げていて、サックサクのウマウマ。
多めのモヤシのお陰でスープに浸かる事もなく、自分のペースでサクサクとクタクタを調整出来る。
揚げたてサクサクの部分とスープを吸ったクタクタの部分…私はその両方を楽しむのが昔から好きなのだ。
かた焼きそばの揚げたての麺と餡にふやけた麺、春巻きの皮の表面と内側…
ここはその辺の私的なニーズを完璧に叶えてくれている。
分かるかなー、この感じ。
分っかんねーだろーなー。