店装は、ベース色の黒や赤い刺し色、アンティーク調のブリックスタイルの使い方、ファサードの大量のクリプトン球の配列など、分かりやすいニューヨークダイナーを意識したデザイン。ブルックリン系と言うよりはマンハッタンをイメージした雰囲気。
デニーロって店名、モヒカントラヴィスのロゴマークから、ニューヨークのタクシードライバーが勝手にイメージしているアジアの麺料理ってところか?
フォーっぽい麺の東南アジア感とか、映え狙いの揚げ麺のパワフルな感じとか、担々スープのスパイシーな感じとか、西洋人のアジアへの妄想を詰め込んだ…と言えば解らなくも無いが、ちょっとコンセプトをこねくり回し過ぎだな。
揚げ麺は期待したパリポリではなく、バリボソ。そのまま食べても浸して食べてもイマイチで食べ方の最適解を見つける事は出来ず、正直邪魔。排骨だけで良い。
担々スープ自体は胡麻感高めで出汁もしっかり。なかなか上手に作っているから商品設計、調理自体の実力ありそう。
サイドメニューとかのレベルは高いんじゃないかな。