• 肉辛そば

  • またまた暑い日。お昼過ぎに西新宿というので横着して荻窪から丸ノ内線に乗りました。途中、新中野で降りてこのお店に寄って行きます。名前の響きだけで気になっていました笑

    新中野の4番出口を上がると自転車でよく通った場所。青梅街道が東西に走るこれと袈裟懸けに北東から南西に直行する通りがあり、この通りの左右が鍋屋横丁。

    道路の左右にはお店が連なり、提灯が下がっていて新潟とか?みたいに歩道に天井があります。直射日光を受けないので助かります。

    そんな「なべよこ(と略すらしい)」を青梅街道から下った先にお店はあるようです。

    (どうでもいいですが、4番出口を上がると目の前に「イー亭」なる古びた立ちそば的なお店があります。最初、「仁」という字が崩れたのかと思ったけれど、何ヶ所か「イー亭」なのでそうではないらしい。。まさかET?)

    さて、鍋屋横丁を南下すると最初の四つ辻にお店はありました。外に待ち用のスツールがふたつ。麺のトラ箱を縦にして壁に打ち付けてあり、中に紙のメニューとマドロスな木彫りの小さな外国船長(あ、片足義足だ!)が置かれています。

    縦に並ぶメニューを見ると肉、ネギの辛そばが先頭に来ています。塩ベースの辛いやつみたい。暑いけれどもハンカチタオル持参なので、これにしましょう笑

    中に入ると小さな券売機。ランキングが書いてあり、肉辛そばがトップなのでそれにしました。ネギをトッピングできたらと思ったけど見てもよくわからなかったのでなくてもいいかと。トッピング券を買って口頭で言うのかも知れないです。

    オーダーすると、辛さを選べて、星1つの普通、2つのちい辛、3つのぶち辛、5つのシバキ(100円)があります。広島ヤンキーぽい?

    店主は若くて黒の半袖に黒のキャップ。胸にあるDGBZは店名か。モチーフはまさか横道坊主とか?とりあえずちい辛にします。

    店内は黒い壁に黒いカウンターが縦に並ぶ狭めのお店。右手に厨房があります。向こうでパクチーと言っているのが気になります。

    待っている間に奥さんらしきマスクの女将さんが「辛そば結構ハネるんで。」と紙エプロンをくれました。これはつけないとダメです。というのも来た丼が真っ赤だったから。

    さりとてベースは透明な塩スープなので、見た目は韓国の辛いスープみたいに表面だけ赤くなるだけ。香りは花椒的で、パクチーは正解だと思いました。パクチー好きでもないですが、多分あった方が美味しいかも。

    スープを飲むと、あれっと。見た目より辛さがない。3辛で良かったかも?花椒もそこまできいておらず、辛さに苦しむでもなく普通に食べやすいラーメン。まぁ、5辛maxの2辛ですからね笑

    なんとなくですが、普通の1辛で食べると勿体無いかも。普通辛の選択肢は塩そばとほぼ同じであろうし、ちょっとないかも。

    ネギは白髪ねぎが既に載っていて。その下にはチャーシュー。オーバル、楕円形のお肉で薄切りの柔らかなもの。薄切りなだけにそこまで存在感は感じず。でもそのスタイルは塩そばにはあってるのかも。サイコロ状のお肉も入っていて、そっちの方が食べた感はあったかも。

    メンマは細身。そこまで主張はない、というかいつのまにか食べ終わっていた。。

    麺。これが日清カップヌードルの少し大きな形状のもので。カップヌードルって、あの縮れ麺が美味しさの秘密でもあると思うのですが、あれをちゃんと作るとこんな感じかなって麺です。つまり、中毒性がありそう笑

    あと、スープが塩そばだからか、あっさりしていていくらでもいけます。メチャうまではないが、なんかいってしまうスープです。

    お店は場所にしては外に待ちもいて繁盛して見えます。あっさりでもたれないし、日常使いしたくなるラーメン。