チャーシューメン

今日は溜池山王。何かあるかなと見たところ、ひょっとこラーメンなんていう面白い名前の大分ラーメン屋さんをピックアップできました。

ひょっとこというと有楽町交通会館が連想されますが、比較的いいイメージがあります。また、大分ラーメンて何？という疑問もあって行ってみることにしました。

場所は11番出口を這い上がってからすぐの所。とても古い、という分類が正確なお店で入口の券売機にも年季を感じます。結果的に言えば、ここでひるまなくて良かった笑

大分ラーメンは博多ラーメンみたいなものらしく、ノーマルと味噌の2色にトッピングの味玉やチャーシューなどで種類を出している感じ。

なんとなく、初見なのと遅い昼で夜が近いので替え玉はナシに。その代わりチャーシューをつけるおかしな采配。

さて、中は黒い内装で、カウンターと奥に机があると思しき鰻の寝床。赤坂見附エリアによくある長屋的な細長いお店で間口は狭いがキャパはあるという。

食券を出すとランチタイムから15時まではトッピングひとつか替え玉無料とのこと。きくらげにしました。

麺固めにするとほどなく、ものが来ます。写真は海苔が下になっていますが、トンと置かれたのがこの形。またこれもよく見れば味のある風采かなと上下ひっくり返さずにパシャリ。器の模様が綺麗です。

見て気付くのは、逆さま海苔の次にきくらげ。デフォルトのは細切りの酸味のついた漬物きくらげですが、追加されたものは小さめですが耳の形の黒いもので全くの別物。追加きくらげはアリです。

さて、スープ。あまり乳化はしておらずアッサリ目ですがしっかり味がある？軽く甘くてこれは美味です。(最近博多ラーメンの系統は食べておらず余計に美味しいのかも知れませんけれども。。)

結果的に具が多いのもスープ飲みにくいけど有難い。チャーシューは思ったより歯ごたえのある「のの字肉」ですが、個人的には好きです。チャーシューにするとそれなりの枚数あるのも嬉しい。

さらに個人的な感想ですが、胡麻は栄養価とか無視して、あたらないままの胡麻をタップリ入れるのが好きです。卓上の胡麻は多く入れると美味しい。ニンニクはなかったけれどもそれはそれ。

お店の外観からして期待値が低かったためか、非常に美味です。気になったのは紅しょうがの香りがエグくて最後に入れて撹拌しないとちょっと、という所くらい。全体的に美味しかった。比較対象になるかわからないけれど、普通に一風堂より好きかも。場所かなぁあとは。