奥日光での新しいホテルの開業に伴い設備の不具合チェックと従業員のオペレーショントレーニングを兼ねた試泊会に参加。
帰りも大型バスをチャーターしてくれていたのだが、「では、私はここで。」とか言って乗車拒否。
幹事には「え??」って顔をされるが、そのままコンビニで荷物を発送し、身軽なプチ遠征モードに。
電車と路線バス、更に大分歩いてこちらへ。
昔読んだ故武内伸氏の名著『超凄いラーメン』の中に、テレチャンで優勝した著者が決勝で最後まで戦った菊池氏の自宅に行き、朝までラーメンについて語り明かす場面があるのだが、その菊池氏のお店がこちら。
本のそのシーンが頭から離れず、栃木に行ったら、この店に寄ろうとずっと思い続け、やっと今回チャンス到来というわけ。
ロッジのような天井の高い広々とした店内には15時過ぎでしかも雨という事もあり客は誰もいない。
中央のビッグテーブルを真ん中で仕切ったカウンター席へ案内される。
ここの店主、テレチャン準優勝者というのも凄いけど、青葉よりも4年も早く92年には豚骨と魚介のダブルスープの提供を始めている。
又、店のコンセプトは『土からテーブルまで』。使われる野菜は自家栽培と、知識も意識もかなり高め。
はい。出て来た『バカうまラーメン(中)』。
一見茶濁していて、濃厚そうなスープだけど、凄くサラッとしていて口当たりが軽い。
豚の旨みを軸に野菜の甘味や香味、魚介系はほんのり。で、最後に鼻腔を抜ける熟成感のある田舎っぽい余韻。
スープとのバランスを考え抜かれた、麺、メンマ、ネギ、チャーシュー、のり。全てに手間をかけているのが伝わる。
「バカうま」って言われると、脂肪!糖分!旨い!みたいな短絡的なニュアンスがあるけど、そーいうのとはちょっと違う。
一昔前の味の構成である事は事実だけど、帰りの路線バスに揺られながら、「あーー、美味かったなぁ」って、ジワジワとニヤニヤしちゃうような…
でもチャンピオンなどのサイドメニューも豊富だったから次回は是非、居酒屋使いをしてみたいものだ。
何処かに下戸の運転手いないかしらん。