「僕は背脂ラーメンを食べた事が無い。」
朝から小3の息子の衝撃発言。
そろそろラヲタへの英才教育を始めようとしているのだ。
バン!(※それを聞いて机を叩きながら立ち上がる音)「ならば直ぐに向かおう!」
やはり東京背脂醤油の始祖である千駄ヶ谷ホープに行くべきか、いや正しく歴史を学ぶのであれば吉祥寺ホープ軒本舗に向かうべきか…
いろいろ考えたが、諸事情により家の近くの魂力屋へw息子よすまない。
千駄ヶ谷ホープ直系の小鍛冶という選択肢もあるが昼はやっていないのだ。
電車の中で京都、東京、新潟、各地域で始祖とされる背脂ラーメンの店を中心に歴史をレクチャー。それぞれの起源の関連性に関する文献は無いが、パパは繋がっていると踏んでいるなどなど。
あんまり聞いていない。
祝日の昼、店の前に待っている親子連れの多さに驚く。みんな英才教育中かぁ。負けていられない(そんな訳は無い)。
テーブル席に案内され、お子様ラーメンを指さすが思いっきり首を振り「大人のやつ!」
ラーメン×2、餃子×1、ビール×1を注文。
ラーメンが到着するなり、いい食いっぷり。
途中で「ニンニク入れますか?」と聞くと麺を頬張りながら頷く。
ニンニクを入れてあげると啜るスピードは更に加速し一気に完食。
帰りに家系と豚骨と背脂だったらどれが一番好き?の問いには暫く悩んだ後、「背脂かな?」
背脂姓、襲名披露の日は意外と近いのかもしれない。