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kottaro
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世田谷中華そば 祖師谷七丁目食堂
東京都
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祖師谷塩そば(800円)
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前から、ひょっとしたら、とは思っていた。
私の前の方で満席になり、傘を傘入れに入れようとするときに、暖簾越しに「お久しぶりです」と声がかかった。
あっ、やっぱりそうではないか。
それにしても顔もよく見えぬだろうに。
それに去年の終わりの方で、高崎のくろ松さんとコラボらしきことをされるというので、高崎で何年かぶりでお会いしてから早半年程ではないだろうか。
つまり、おそらく、きっと、さぶろうさんは、人のことをよく見ているのだ。あんなにおいしいラーメンをつくりながら。
あれほど通っていた店に行かなくなって、三年以上、四年ほどは経つだろうか。
京王線沿線のラーメン店は、親の家の途上にあったので、親不孝者の私が親の介護(などとえらそうなものではなかったが)向かう唯一のモチベーションだった。
要は、その介護に向かう必要がなくなったと共に、京王線を利用しなくなったということだった。
それほどのブランクがあるにも関わらず、私が店の方の顔を認識する、見る前に、声をかけられた。
つまり、私よりも余程熱心に彼のラーメンを食べに来ている方々は沢山いる(はず)。当然、さぶろうさんは覚えておられるだろう。
話の要に辿り着けない。
要は、こんな私の事を覚えている位の方だから、彼のつくるラーメンがおいしくない、ってことはないだろう、って事に、今日気付いた、という私の情けなさに、愕然ととしたとも言える。
勿論、柴崎亭で、散々百何十杯もいただいて、おいしいことは分かり切ってはいるのだけれど。
塩、
柴崎亭の塩とは異なるもってき方。
旨いに決まってる。
そして、この値段。
どうして、こういうことができるのだろうね。
週2日しか「総帥」が出てこない、麺は田村製麺、と予習の情報を見れば、もう間違いなく、さぶろうさんがやられているのだろう、とほぼ確信。
で、RDBによると、今日は居ないはずの日、だったのです。
こういう余計な予習をしていたので(余計な予習は良くないですな)、中から御本人の声が聞こえてくるとは思ってもいなかった。
柴崎亭では、塩煮干しが大好きだった。
又通いたくなってしまいましたよ。