• しおトン・とろり(790円)

  • 昼飯を食べ損ね、16時に関内で時間が空く。
    アイドルタイムのど真ん中、通し営業の店を探したらこちらがヒット。

    この内装、シックで洒落たバーじゃん。
    広めのカウンターのバックには酒棚の名残。

    「ここ、夜はバーになるんですか?」とホールの女性に聞くと、昔はやってましたが今はラーメンだけです、それでR(ラーメン)&B(バル)と。
    なるほど。てっきりリズム&ブルース好きの店主の趣味とでも思ったが、そういう事か。ならば店名は「R」にすべきだね。
    なかなか斬新でおすすめ。

    ラーメンのメニュー、凄い充実。
    基本メニューが淡麗系7種に豚骨系7種。
    加えてベジ系2種にイタリアン系2種。
    で、今週から始めたという町中華系が、サンマーメンとタンメンとあんかけ五目そば。

    客席からキッチンが見えない構造になって、店主がどんな方なのか確認出来ないが、きっとシェイカーを振るより、寸胴をかき混ぜる方が好きなラーメンフリークなんだろう。

    散々迷って“しおトン・とろり”を。中細麺と太麺の記載しか無かったが、無理を言って平打麺に。
    おぉ。臭みの少ないスープはジンワリと旨みが深い。お店としてはイレギュラーかもしれない平打ち麺も大正解。キャベツ、ほうれん草の野菜もたっぷりで満足度高め。
    チャーシューを食べた瞬間にフワッと鼻から抜ける日本酒?の香りはここが酒場だった事を感じさせる。全体的なバランス素晴らしい。コスパも最強。

    これだけのメニュー数で平均してこのクオリティーだったら、ここの店主、只者では無いな…
    清湯系が気になる。