香月が4月末で閉店するとの情報。
今回はいよいよ本当に香月の火が消えるのかも知れない…(あれ?宮古島はまだやってんのかな??)
恵比寿時代の初期、当時ラーメン屋としては珍しいネオンの店名サインにガラスとステンレスの自動ドア、バブルの全盛って事もあり、酒臭いギラギラした男女が真夜中に啜る店という、高校生の自分には正直ちょっと恐い印象だった…
香月の西には固定屋台の『恵比寿ラーメン』、駒沢通りを挟んで向かいには喜多方ラーメンの『麺ロード』、他にも『桃太郎』や激辛ラーメンの草分け『地獄ラーメンひょっとこ』と個性豊かな面々(みんな閉店してしまったが…)が恵比寿界隈に揃っていた。
そんな、東京では荻窪と並んでラーメンのメッカと言われていた恵比寿の中でも代表的存在だった香月。
他の背脂チャッチャ系ほどコッテリしていない女性客も入りやすいコンセプトが受けて当時は深夜まで大行列の人気店だった。今の若い人には信じられないだろうなぁ…
あれから定期的に足を運んでいたが、恵比寿を閉めて、六本木、三茶、池尻大橋と店を再開し増やした頃から明らかに味は低下、というか時代に合わせたブラッシュアップが出来ていなかった印象。
いや、最初のコンセプトが裏目に出たのかも。見た目はコッテリしてるのに、実際はパンチの無い出汁が薄くてちょっと甘いラーメン…
そりゃ進化と競争の激しい東京のラーメン業界じゃ通用しなくなる。
で、閉店まで最終カウントダウンの今日のラーメンはと言うと、普通で頼んだのに見た事ない量の背脂、最後の大盤振る舞いw
これを10年前からやってれば、少しは結果が違ってたかもしれない。いや、一緒かw
既に事業を譲渡しているので、直接的な関わりは無いと思うが、香月創業者の穴見氏は、弁慶の西川氏と共に、屋台時代の牛久保氏のもとで修行し、東京背脂ラーメンの礎を築いたチャッチャ界のレジェンド。
そんな重要店が幕を下ろすのは、やっぱり感慨深いものがあるなぁ。