『LangTang』を出た後は、美栄橋駅からモノレールで市立病院前駅へ。
羽田空港を起点とする沖縄都市モノレール(ゆいレール)。市立病院前駅ひとつ手前の古島駅あたりから、急勾配で首里方面にグイグイ登っていくのが楽しい。50‰超えてる感じだから鉄道という選択肢は無かっただろう。
市立病院前駅を降りて病院横の急坂を登る。
若干痛風発作が出ている左足が痛い。
さっきまで急勾配があんなに楽しかったのに…
前置きが長くなったが、この『志のわ』、某とんこつラーメン店出身で、東京の醤油清湯ラーメンを沖縄の人にも知ってもらいたいという気持ちで店を始めたとか。
志しは素晴らしいけど、それで変なラーメン出されてたら嫌だなぁと少し不安。
店に到着しドアを開けると満席で少し待つ。
平日の14時を回っているのになかなか盛況。
そして入口のドアには駐車場に関する注意喚起の掲示がバーンと貼ってある。
人気店ならではの悩み。沖縄も例外では無いのだ。
5分ほどで入店し、外向きのカウンターへ。
背脂が乗ったやつも気になるがデフォの醤油をノーマル(味玉、特選じゃないやつ)で。
出て来たラーメンのスープを啜る。
これなら沖縄の人に食べてもらっても全く問題ない高レベルな東京ラーメン!はい。お墨付きあげる(何様?w)
地鶏の深みに醤油のキレ、乾物系によって出汁の厚みや重奏感を増したスープ。
真空ミキサーでも使ってる?と思うような密度としなやかさ、滑らかさを感じる麺。
沖縄と同じくラーメン不毛地帯だった大阪って、東京のラーメンが入って来ても自分たちの好みにアレンジしておかしな事になってしまうのだけど、沖縄の方が素直に受け入れてくれるのかも。
沖縄の人にとっての出汁のペースはカツオ。もっと言うとほんだしだものなー。